[ECTS 2002#26]オンラインで楽しめる「ガングリフォン シリーズ」最新作 | - 09/02
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サターンやPlayStation2で発売されたロボットアクション"ガングリフォン シリーズ"の最新作が,PCで登場する。 この「Gungriffon:Devine」の開発を手掛けているのは,ゲームアーツ社と提携した韓国のKama Digital Entertainment社。PC版として発売されるのはオンライン対戦を目的としているからで,日本の豊かなライブラリと韓国のニーズがマッチしたようだ。Kama Digital Entertainment社は,これまで韓国内で「Phantasy Star Online」や「Max Payne」の販売を手掛けてきており,自社開発のPCゲームも多くリリースしている。 Gungriffon:DevineのゲームエンジンにはLithTech社のジュピター開発システムを使用しているため,ポリゴン数の多い美しい画面を実現している。しかもネットワークエンジンはマシンのパフォーマンスに大きな影響を与えないのがジュピターの利点で,低いスペックのシステムでも16人までのオンライン対戦が快適に楽しめるようだ。ブースにいたKama Digital社の担当者は,PentiumII/500MHzとGeForce2の組み合わせでもオンライン対戦に支障はないだろうと話していた。 Gungriffon:Devineは2025年を舞台にしており,資源の減少で亀裂の生じた西側諸国とアジア周辺地域が熾烈な抗争を始めるというストーリーだ。Xbox版やPS2版の開発も行われる予定で,日本と北米での販売はゲームアーツ社が担当するという。PC版は一足早く仕上げられるようで,リリース時期は2003年第1四半期を予定している。(Okutani) |